Google Takeoutのメタデータ:JSONファイルの解説と適用

Google PhotosのTakeoutでは、すべての写真に、本当の日付・位置情報・説明を記録したJSONファイルが付いています。下にZIPパートをドロップすれば、写真と紐付けて日付を書き戻せます。中身を知りたい方は、このままお読みください。

TakeoutのZIPファイルをすべてここにドロップ

すべてのパートをまとめて追加してください(takeout-…-001.zip、-002.zip…)。写真のJSONファイルは別のパートに入っていることがよくあります。ファイルはお使いのパソコンから外に出ません。

TakeoutのJSONファイルの中身

IMG_1234.jpgに対して、GoogleはIMG_1234.jpg.supplemental-metadata.jsonのようなファイルを追加します(2024年より前のエクスポートではIMG_1234.jpg.json)。重要なフィールドは次のとおりです。

フィールド意味このツールでの用途
title元のファイル名名前が短縮されたファイルの紐付け
photoTakenTime.timestamp写真の撮影日時(1970年からの秒数、UTC)書き込む日付
creationTime.timestampGoogle Photosにアップロードされた日時撮影日時がない場合のみ使用
geoDataGoogle Photosに表示される緯度・経度・高度(0,0は位置情報なし)位置情報のないJPEG・HEIC写真のGPS
geoDataExif元のファイルに記録されていた位置情報GPSの予備
description、people、urlキャプション、顔タグ、リンク写真には書き込まない

アルバムフォルダにはmetadata.json(アルバム名と日付)も含まれています。これは写真のJSONファイルではないため、そのまま残します。

GoogleによるJSONファイルの命名規則

写真JSONファイル理由
IMG_1234.jpgIMG_1234.jpg.supplemental-metadata.json現在の命名規則
Screenshot_20231027_123303_Facebook.jpg…Facebook.jpg.supple.jsonJSONの名前は51文字で切られる
PXL_20230809_203449253.LONG_EXPOSURE-02.ORIGINA.jpg…LONG_EXPOSURE-02.ORIGIN.json長い写真の名前も切られる(51文字)
IMG_1234(1).jpgIMG_1234.jpg.supplemental-metadata(1).jsonまたはIMG_1234.jpg(1).json同じフォルダ内にある同名の2つ目のファイル
IMG_1234-edited.jpgなし — IMG_1234.jpgのJSONファイルを使用編集済みコピー
IMG_4488.MP4なし — IMG_4488.HEICのJSONファイルを使用Live Photoの動画

ツールはこれらのルールを、最も厳密なものから最も緩いものの順に、すべてのZIPパートを通じて同じフォルダ内で試し、各ファイルがどのルールで紐付けられたかをレポートに記載します。

メタデータを適用する

  1. 上にすべてのZIPパートをドロップします。紐付けられた写真の数と、紐付けられなかった写真が表示されます。
  2. タイムゾーンとオプションを選び、修正&保存をクリックします。
  3. 結果を展開します。JPEGとHEICの写真にはEXIFに日付と位置情報が、MP4とMOVの動画にはヘッダーに日付が記録されています。すべてのファイルには、ファイルの日時として日付が設定されています。

よくある質問

JSONファイルはそのまま削除してもいいですか?

日付を適用した後であれば削除できます。写真自体にEXIFの日付がないもの(スクリーンショット、WhatsAppの画像、編集済みコピー、多くの動画)は、本当の日付がJSONファイルにしか記録されていません。修正済みアーカイブには、初期設定ではJSONファイルは含まれません。残したい場合は.json ファイルを残すをオンにしてください。

JSONファイルがない写真があるのはなぜですか?

編集済みコピーとLive Photoの動画には、JSONファイルが作られません(ツールは元の写真の日付を付けます)。それ以外は、多くの場合、追加していないZIPパートに入っているか、Googleがエクスポートしなかったものです。紐付けなしタブに一覧表示されます。

JSONファイルのない写真や動画はどうなりますか?

ファイル名に日付が含まれていれば、その日付を使います。対象はIMG_20190704_150000.jpg、VID_20190101_101010.mp4、PXL_20190809_203449253.jpg(Pixel、UTC)、Screenshot_20190305-101010.png、20190704_150000.jpg(Samsung)、WhatsAppのIMG-20190812-WA0003.jpgなどです。名前の日付は、選択したタイムゾーンで解釈します。名前から得た日付は、ファイル内に日付がない場合にのみ使い、カメラのデータを置き換えることはありません。WhatsAppの名前から分かるのは日付だけなので、ファイルの日時(正午)のみ設定し、ファイル内には何も書き込みません。レポートでは「ファイル名から」と記載されます。このようなファイルをそのままにしたい場合は、オプションのチェックを外してください。JSONファイルがなく名前にも日付がないファイルは、内容もZIP内の日付も変更されません。

ファイル内に日付が書き込まれるのはどのファイルですか?

JPEGの写真は、写真アプリが最初に読み取る場所であるEXIFデータに、日付(と、ない場合は位置情報)が書き込まれます。HEICの写真は、iPhoneの写真のようにEXIFブロックがあれば、同様にそこへ書き込まれます。EXIFブロックのないHEICは、ファイルの日時のみ設定されます。MP4、MOV、M4V、3GPの動画は、動画アプリが読み取る「作成日時」であるムービーヘッダーとトラックヘッダーに日付が書き込まれます。その場で書き換えるため、再エンコードはしません。PNG、GIF、WebP、AVI、MKVなどの形式は変更されず、修正済みZIPを展開したときに、その日付がファイルの日時(「更新日時」)として設定されます。

日付はどのタイムゾーンで記録されますか?

Googleは写真の撮影時刻をUTCで保存しています。このツールはその時刻を選択したタイムゾーン(初期設定ではお使いのパソコンのタイムゾーン)に変換します。あわせてUTCからのオフセット(OffsetTimeOriginal)も書き込むため、アプリは正確な時刻を表示できます。動画のヘッダーは仕様上UTCで記録されるため、動画には正確な時刻が書き込まれ、アプリがそれぞれのタイムゾーンで表示します。旅行中に撮影した写真は、旅行先の現地時刻ではなく、選択したタイムゾーンの時刻で表示されます。

写真はアップロードされますか?

いいえ。ZIPファイルはお使いのパソコン上でブラウザが読み込み、修正済みアーカイブも同じパソコン上に書き出されます。サーバーには何も送信されません。ページを読み込んだ後は、インターネット接続を切っても動作します。